Amazon EC2におけるネットワーク
Amazon VPC を使用すると、Virtual Private Cloud (VPC) と呼ばれる AWS アカウント専用の仮想ネットワークに対して Amazon EC2 インスタンスなどの AWS リソースを起動できます。インスタンスを起動するときに、VPC からサブネットを選択できます。インスタンスには、論理的な仮想ネットワークカードであるプライマリネットワークインターフェイスが設定されています。インスタンスは、サブネットの IPv4 アドレスからプライマリプライベート IP アドレスを受け取ります。そのアドレスは、プライマリネットワークインターフェイスに割り当てられます。
インスタンスが Amazon のパブリック IP アドレスのプールからパブリック IP アドレスを受け取るかどうかをコントロールできます。インスタンスのパブリック IP アドレスは、インスタンスが停止または終了するまでに限り、インスタンスに関連付けられます。永続的なパブリック IP アドレスが必要な場合は、AWS アカウントに Elastic IP アドレスを割り当て、インスタンスまたはネットワークインターフェイスに関連付けることができます。Elastic IP アドレスは、ユーザーが AWS アカウントをリリースするまでアカウントに関連付けられたままであり、必要に応じてインスタンス間でそのアドレスを移動できます。独自の IP アドレスの範囲を AWS アカウントに持ち込み、アドレスプールとして表示して、そこから Elastic IP アドレスを割り当てることができます。
ネットワークのパフォーマンスを向上させ、レイテンシーを低減するために、プレイスメントグループ内でインスタンスを起動できます。拡張ネットワーキングを使用すると、1 秒あたりのパケット (PPS) のパフォーマンスが大幅に向上します。Elastic Fabric Adapter (EFA) を使用すると、ハイパフォーマンスコンピューティングおよび機械学習アプリケーションを高速化できます。EFA は、サポートされているインスタンスタイプにアタッチできるネットワークデバイスです。